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梅雨時期の髪のうねり・広がり対策

いよいよ梅雨の季節がやってきました。

1年の中でも梅雨時期は非常に湿気が多く、ジメジメした湿気のせいで、ブローしてセットしていた髪が「うねる」「広がる」で、いつのまにか台無しになっていた、ということがありますよね。ヘアスタイルが決まらず、特にくせ毛や猫っ毛の人にとっては憂鬱な季節です。

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空気中の水分は髪に吸収される?

湿気が増えてくると、どうして髪がうねったり、広がったりするのでしょうか。それは、空気中の水分を髪が吸収してしまうからなんです。特にくせ毛や猫っ毛の人は、髪が水分を吸収しやすいので広がりやすくなります。逆に髪が寝てしまう、ボリュームダウンしてペタンとしてしまう人も実は髪の内部の水分量が増えてしまい、水分を吸収しすぎているので、重みで髪の根元が立ち上がらず、倒れてしまっている状態になっているのです。

キューティクルが傷つくと「うねり」の原因にも

梅雨時期の髪のトラブルは湿気によるものですが、髪の毛の表面のキューティクルが傷んでいると、傷んでいる部分から水分が侵入してキューティクルの内側の部分にため込まれ膨張し、膨張したところから髪がうねりを起こしてしまうのです。髪の毛の11本がそれぞれ膨張して異なる形状になるので、髪全体が広がることになります。特にくせ毛の人は直毛の人よりも髪の毛が凸凹した形状なので、湿気によって水分を多く含む場所と少ない場所の差が激しくなって、直毛の人以上に膨張して見えてしまうのです。うねりを起こさない、髪を広がらせないようにするためには、髪をダメージから守る、キューティクルを傷めないことが重要になります。

髪のうねり・広がりを対策するには

考えてみると、日本は冬から春、そして梅雨にかけての季節の変化は、髪にとって過酷な環境ですよね。冬は空気が乾燥して髪は乾燥した状態が続き、春がきて梅雨を迎えると湿度があがってジメジメしている。注意してほしいのは5月から8月にかけて。1年のうちでもっとも紫外線が強い時期に当たります。紫外線が髪にあたると、キューティクルは酸化してもろくなり、はがれやすい状態になります。なので、春の初め頃から早いうちに紫外線(UV)対策をしておくことが大切。外出時には帽子をかぶる、紫外線が強くなる前にUVカット効果があるコンディショナーやトリートメントを利用することも有効です。

それでも梅雨時期の髪の広がりやうねりはどうすればいいのでしょう。それを解消するには日々のお手入れが大切。ポイントはダメージの補修や予防です。

トリートメントでキューティクルをケアする

トリートメントを使って髪にうるおいや栄養を補充しましょう。洗い流すタイプのトリートメントは髪にしっかりと揉み込んでください。揉み込んだ後はタオルで包んで、しばらくの間蒸すようにして髪にうるおいや栄養を浸透させます。ダメージが気になっても、やりすぎには注意。髪全体がしっとりするくらいがベストです。洗い流すときは、頭皮にトリートメントが残らないようにしっかりとすすぎましょう。

ドライヤーの前にヘアオイルを使う

ドライヤーの前にヘアオイルを使うと効果的です。ドライヤーを使用する際の摩擦や熱から髪を守ってくれるだけでなく、指通りもなめらかになります。ヘアオイルは、シャンプーの後、タオルドライして、ドライヤーを使う前の少し水分がある状態で使います。ヘアオイルを髪全体に行き渡らせてから、ドライヤーで髪を乾かしてください。半乾きは頭皮や髪によくありませんので完全に乾かすこと。また、ドライヤーの温風で髪全体を乾かしたら、仕上げに冷風を使うと、キューティクルが引き締まり、髪のツヤがアップします。

ちなみにヘアオイルはパサつきや広がり対策にもいいので朝の使用もおすすめです。

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使用するスタイリング剤を選ぶ

スタイリング剤もいろいろな種類があります。空気が乾燥する冬場などはミストタイプやウォータータイプのスタイリング剤が髪に水分を補ってくれますが、梅雨時期は髪の内部の水分量が増えすぎたり、キープ力が弱くなって逆効果になるかもしれません。

梅雨時期のスタイリング剤はオイルタイプやクリームタイプのスタイリング剤を使用してみましょう。しっかりとセットしたいときはスプレータイプを使用すると良いですよ。

コテやアイロンの温度、使い過ぎに注意

コテやアイロンはスタイリングにとても便利ですよね。でも、温度を高くしたり、使いすぎたりすると、熱によるダメージを髪に与えてしまいます。使う時には、同じ部分に何度も当てたり、温度を高温にしすぎたりしないようにしましょう。

髪の広がりがどうしても気になる場合は、ストレートパーマを当てたり、縮毛矯正をしたりするのも一つの方法なので、検討してみるのもいいかもしれませんね。

日々のヘアケアを大切に

梅雨時期は湿気も多くなり、ダメージを受けている髪は特に湿気の影響を受けやすくなります。日々のヘアケアでダメージ予防をすると、この時期の広がりやうねりを予防することにもつながりますので、正しいヘアケアを心がけましょう。

 

記事監修

毛髪診断士:猪口 智美

 

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