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フケが増えるのははげる前触れ?抜け毛との関係を解説

「フケが増えてきた」「頭が痒いな」と感じたら、頭皮が異常を示しているサインかもしれません。フケがはげる前触れだとしたら、早めに対策を取りたいと思うでしょう。本記事では、フケの増加をそのままにしておくと、本当にはげるのかどうかを解説します。フケの原因やフケと抜け毛の関係、フケの発生を防ぐための方法もお伝えしますので、フケが気になる方は記事の内容を参考に、フケを予防しましょう。

 

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フケの正体は角質!

 

フケとは古くなった頭皮の角質細胞です。角質細胞が新陳代謝する際に発生するもので、頭皮から剥がれ落ちフケとなります。フケは頭皮の生理現象で発生するもので、病気ではありません。通常なら洗髪などによって十分洗い流せます。しかし、頭皮が不健康な状態になると、フケが目につくようになります。

 

フケが増える原因

 

フケが増える原因として考えられるものは、洗髪の仕方やストレスの影響、生活習慣の乱れなどです。2つのタイプ別にフケが増える原因を紹介します。

 

脂性フケ

 

皮膚には表皮ブドウ球菌や桿菌(かんきん)などの微生物が生息しています。十分な洗髪をしないと皮脂が頭皮に残り、マラセチア菌などの常在菌が増殖してしまうでしょう。菌が増えると皮膚のバリアが損傷し、皮膚を保護する働きが疎外され、フケの増加につながります。フケ症や脂漏性皮膚炎などを引き起こす可能性もあります。

 

乾性フケ

 

シャンプーのし過ぎは皮脂を過剰に落とし、頭皮の乾燥を引き起こす原因の一つです。また、冬場の乾燥やエアコンなどの外気も肌の乾燥に影響します。肌に潤いがなくなると、ターンオーバー(肌の細胞が生まれ変わる周期)が早まります。ターンオーバーが早まった分だけ角質が剥がれ落ちやすく、フケが増えたと感じるでしょう。肌の乾燥にはストレスや紫外線の浴び過ぎなども関わります。

 

フケのタイプは2種類

フケのタイプは2種類

 

フケのタイプには脂性フケと乾性フケの2種類があります。それぞれの特徴や傾向は下記の表の通りです。

 

 

脂性フケ

乾性フケ

フケの特徴

ベトベトする

カサカサする

原因

洗髪不足

シャンプー剤などのすすぎ不足

過剰な洗髪

頭皮の乾燥

なりやすい人

皮脂や汗をかきやすい脂性肌の人

潤いがなく乾燥しやすい乾燥肌の人

なりやすい季節

湿度の高い雨季〜夏に多い

空気の乾燥する冬に多い

 

フケと抜け毛の関係

 

フケと抜け毛の関係を詳しく見ていきましょう。フケの増加は、はげる原因となるかどうかを知っておきましょう。

 

フケと抜け毛の関係

 

フケを放置すると脂漏性皮膚炎などが引き起こされます。頭が痒いと感じるなら、注意が必要です。皮膚の炎症は脱毛症の原因の一つです。つまり、頭皮環境が悪くなれば、毛包(もうほう)にも影響を与え、抜け毛が増える可能性があります。

 

抜け毛が増えたと感じる場合は、抜け毛の本数をよく確認してみましょう。通常髪が生え変わるサイクルは一日50~100本程度、平均すると64本程度とされています。例えば一日に100本以上抜ける場合は異常といえるでしょう。ただ、季節の変わり目などは通常より多く抜け毛の発生があるので、あくまで目安と考えてください。

 

男性型脱毛症(AGA)とフケの関係

 

アジア人男性の悩みとなる男性型脱毛症(AGA)は、思春期以降に始まることが分かっています。日本人男性では20歳代後半から30歳代にかけて目立ち始めます。発症率は全年齢平均で約30%です()。

 

男性型脱毛症(AGA)の原因は、男性ホルモンです。男性ホルモンは基本的に体毛を濃くする働きを持つものですが、前頭部や頭頂部などの毛包では、細い軟毛へと変化させます。

 

皮脂の増加によって菌が増殖し、皮膚バリアが損傷を受けるフケ症は、毛包の炎症を誘発し男性型脱毛症(AGA)を発生させる要因となるので注意しましょう。

 

※参考:日本香粧品学会誌.「頭皮マイクロバイオームと皮脂組成が男性型脱毛症に及ぼす影響」.https://www.my-pharm.ac.jp/grad/dissertation/K_136_1.pdf

 

フケを改善して抜け毛対策

 

フケの増加から抜け毛やはげることにつながるのを防ぐためにも、頭皮を清潔な状態に保つことが大切です。フケの予防方法をフケのタイプ別に確認しましょう。

 

脂性フケの予防方法

 

脂性フケの予防には、菌の増殖を防ぐ成分の入ったシャンプーの利用や十分な洗髪、

規則正しい生活などが挙げられます。

 

洗髪の際に洗い残しがあると皮脂が十分に落とされず、マラセチア菌などの繁殖につながります。頭がベトベトすると感じる場合は、十分な洗髪ができていないかもしれません。薬用シャンプーにはマラセチア菌の増殖などを防ぐものなども販売されています。頭皮の状態に合わせたシャンプーを検討すると良いでしょう。

 

また皮脂の分泌には、男性ホルモンが関わっています。食生活の乱れや睡眠不足は、ホルモンバランスを乱す原因にもなります。フケの予防のためにも、規則正しい生活を心掛けましょう。

 

乾性フケの予防方法

 

乾性フケの予防には洗浄力の弱いシャンプーの利用やバランス良い食事、正しいドライヤーの使い方などが挙げられます。

 

乾性フケの予防は、主に肌の潤い維持が目的です。過剰な洗髪は皮脂を落とし過ぎる場合があります。洗浄力の弱いシャンプーや潤いをケアするシャンプーなどの使用を検討しましょう。薬用育毛剤の使用もおすすめです。薬用育毛剤には保湿だけではなく、フケを防ぐ効果が期待できるものもあり、頭皮の状態を保つことにもつながります。また、肌の潤いは食生活とも関わります。特にビタミンAは角質の水分量などに作用します。栄養が少なくなれば皮膚の状態を保てなくなり、乾燥しやすくなるでしょう。

 

他にもドライヤーの風を頭皮に当て過ぎると、頭皮の乾燥を促進します。乾燥により表皮が荒れ始めると、ターンオーバーが早まりフケが増えます。ドライヤーは頭皮に当て過ぎないよう気をつけましょう。

 

フケや抜け毛を放置せずに日頃から対策を

 

フケは頭皮の状態が悪化しているサインです。すぐに抜け毛が始まるわけではありませんが、フケの増加を放っておくと皮膚のバリアが損傷を受けて炎症を起こし、はげる原因となる可能性があります。フケは日々の生活を整え、正しい洗髪で防げます。

 

フケの増加が気になった場合は洗髪方法を改善し、生活習慣や食事の内容にも注目すると良いでしょう。適切なケアで抜け毛の心配を減らしましょう。

 

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