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育毛剤と発毛剤の違いを知り、正しく薄毛対策!

育毛剤と発毛剤は、どちらも薄毛や抜け毛対策に用いられるアイテムです。名前も似ているので混同されがちですが、配合成分や期待できる効果などに違いがあるので、使用を検討する際はそれぞれの特徴をよく理解しておきましょう。本記事では、育毛剤と発毛剤の違い、それぞれの使用に適した人の特徴、副作用のリスク、効果的な使い方などについて解説します。

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そもそもなぜ薄毛になるの?

薄毛になる主な原因はヘアサイクルの乱れです。人の髪は成長期、退行期、休止期を一定の周期(ヘアサイクル)として繰り返しています。このうち期間が長いのは成長期です。しかし何らかの理由でヘアサイクルが乱れると、成長期が短縮される一方で休止期が延び、髪の毛が生えにくい状態になってしまいます。ヘアサイクルが乱れる原因は、加齢や男性ホルモンの影響、ストレス、生活習慣など多岐にわたり、人によっては複数の原因が重なっていることもあります。

育毛剤と発毛剤の違い

どう違う?育毛剤と発毛剤の違い

薄毛対策に用いられる育毛剤と発毛剤には明確な違いがあります。ここでは両者の特徴と違いについて解説します。

育毛剤とは

育毛剤とは、髪の毛や頭皮を健康な状態に保つために使用する医薬部外品のことです。製品によって特徴は異なりますが、頭皮の血行を促したり、炎症やフケ、かゆみを抑えたりする成分などが配合されています。主に今ある髪の毛のボリュームを維持したり、髪の質をアップしたりする目的で使用されます。

発毛剤とは

発毛剤とは、新たな毛の生成を促すミノキシジルという成分が配合された医薬品です。ミノキシジルには頭皮の血管を拡張し、血液の流れを改善する働きがあります。

髪の毛は血液から供給される酸素や栄養素によって生成されるため、発毛剤を使用することで髪のボリュームアップが期待できます。既存の髪の健康やボリュームを維持することを目的とした育毛剤に対し、発毛剤は新たな髪の毛を増やすことを目的としているところが大きな違いです。

育毛剤と発毛剤のどちらを使えばよい?

育毛剤と発毛剤・どちらを使えばよい?

育毛剤と発毛剤は特徴や効果に違いがあるため、どちらを選べばよいか悩んだときは、ニーズや症状をもとに判断しましょう。

育毛剤をおすすめしたい人

育毛剤の使用をおすすめしたい人の特徴を2つ紹介します。

髪のボリュームが減ったように感じる

以前に比べて、髪のボリュームが減ったように感じる人は、これ以上抜け毛が増えないよう、頭皮環境の改善や髪のボリューム維持に役立つ育毛剤を使用するのがおすすめです。

頭皮が乾燥している

頭皮が乾燥していて、かゆみやフケなどの症状が現れている人は、育毛剤でケアしましょう。育毛剤には頭皮を保湿する成分が含まれており、乾燥した肌にうるおいを補給してくれます。

発毛剤をおすすめしたい人

発毛剤をおすすめしたい人の特徴を紹介します。

薄毛がすでに進行している

薄毛の症状がある程度進行している人は、発毛剤の使用がおすすめです。以前に比べて生え際が後退している、頭頂部の地肌が透けているなどの症状が見られる場合は、発毛剤の使用を検討しましょう。

育毛剤や発毛剤には副作用がある?

育毛剤と発毛剤を使用するにあたって、注意したいのが副作用のリスクです。育毛剤と発毛剤の副作用について説明します。

育毛剤の副作用

育毛剤は医薬品が用いられていない医薬部外品です。使用されている成分も天然由来のものが多いため、副作用を起こすリスクは低いと言われています。ただ、肌の弱い方や、その育毛剤が体質に合わない人は、まれにかゆみや赤みなどの症状が現れることもあります。肌に合わないと感じたら使用を中止し、他の育毛剤を検討しましょう。

発毛剤の副作用

発毛剤は医薬品であるミノキシジルが配合されているため、育毛剤に比べると副作用リスクは若干高めです。厚生労働省が発表している資料によると、ミノキシジル配合の発毛剤の副作用発現率は約8.8%でした。()主な症状はかゆみ、発疹、赤み、刺激などで、使用を中止すれば治まる軽度なものがほとんどです。しかしまれに血圧の上昇や動悸といった不調をきたすこともあります。重篤な副作用が起こるリスクは低いですが、気になる症状が現れた場合は使用を中止し、掛かりつけの医師に相談しましょう。

※出典:厚生労働省.「ミノキシジルのリスク区分について」p4.

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000023431_1.pdf

妊娠の可能性がある女性は注意が必要

ミノキシジル配合の発毛剤には女性向けのものもあります。妊娠中のミノキシジルの使用については、十分な安全性およびリスクが確認されていないため、基本的に妊婦と妊娠の可能性がある女性の使用は禁じられています。(

※出典:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構.「女性薬 ミノキシジル配合外用液1%「FCI」」.

https://www.info.pmda.go.jp/ogo/K2104000028_01_01

育毛剤と発毛剤を併用してもよい?

育毛剤と発毛剤は特徴に違いがあるため、両方使えばより高い効果が期待できるのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、育毛剤と発毛剤はどちらも単体で使用することを前提に作られたもののため、併用した場合、メリットよりもデメリットが大きくなるおそれがあります。具体的には、成分の吸収が阻害されて効果が低下する、副作用リスクが高まるなどです。育毛剤や発毛剤の取扱説明書にも、他製品との併用はNGと記載されているものもあるので、同時使用は控えた方が無難でしょう。

育毛剤や発毛剤の効果的な使い方

育毛剤や発毛剤の効果をより高めるために実践したい、使い方のポイントを4つ紹介します。

頭皮や髪の毛が清潔な状態で使う

頭皮や髪の毛に汚れが付いていると、成分の浸透率が悪くなり、効果が半減してしまう可能性があります。育毛剤や発毛剤を使うタイミングは、洗髪後など、頭皮や髪が清潔な状態の時を選ぶのがおすすめです。

発毛剤は使用量や使用方法を守る

発毛剤は育毛剤に比べて副作用リスクが高いため、用法用量はしっかり守ることが大切です。用法用量はパッケージや取扱説明書に記載されているので、使用前に目を通しておきましょう。

頭皮マッサージをする

育毛剤や発毛剤を塗布する際、合わせて頭皮マッサージを行うと成分浸透率がアップしやすくなります。両手の指の腹を使って、頭皮を揉み込んだり、適度に指圧したりして、頭部全体を柔らかくほぐす習慣をつけましょう。

一定期間以上使い続ける

育毛剤や発毛剤は即効性のあるものではなく、一定期間以上、長く使い続けることを前提としています。途中で使用を中止すると思ったような効果が得られない可能性があるため、育毛剤や発毛剤は6カ月以上使い続けてみましょう。(

※出典:大正製薬製品情報サイト.「ミノキシジルの使用期間」.

https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/207/

育毛剤・発毛剤をやめるとどうなる?

薄毛は進行性のある症状のため育毛剤や発毛剤の使用を中止すると、再び抜け毛が増えたり、髪が細くなったりする可能性があります。特に育毛剤の場合、発毛剤に比べて効果が目に見えにくいので、途中で使用を中止する人も多いですが、使用中に抜け毛の症状が治まっていたのなら育毛剤が効いていたと言えるでしょう。育毛剤や発毛剤を一度使い始めたら、なるべく長期にわたって使い続けることをおすすめします。

今の髪の毛の状態によって育毛剤か発毛剤かを選ぼう

育毛剤と発毛剤は配合されている成分に違いがあり、前者は髪のボリューム維持や頭皮環境の改善に役立つもので、後者は新しい髪の生成を促すものです。薄毛予防が目的なら育毛剤を、既に薄毛がある程度進行している場合は発毛剤を使用した方がよいでしょう。育毛剤と発毛剤を使うときは、副作用リスクを高めないよう、用法用量をしっかり遵守し、両者の併用はしないなどのルールを徹底することが大切です。

薄毛について一人で悩む前に

蘭夢では、75名を超える髪のエキスパートである「毛髪診断士」が在籍しています。育毛・発毛促進など髪のお悩みお受けしています。一人で悩む前に、なんでもお気軽にご相談ください。

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記事監修

毛髪診断士:篠原沙希

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