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男性の生え際の形の種類は?種類別の薄毛タイプや進行レベルについて徹底解説

薄毛の状態は生え際の形によって種類が分けられており、それぞれの種類ごとに進行レベルを分類できます。薄毛を改善するためには、自分の生え際の種類と、今どのような状態なのか知っておくことが大切です。

本記事では、生え際の形の種類による薄毛タイプや進行レベルに関して詳しく紹介します。「生え際が後退している気がする」「薄毛が気になる」という人は、自分の生え際をチェックして、薄毛タイプや進行レベルをチェックしましょう。

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男性の生え際の形の種類は大きく分けて3つ

薄毛進行による男性の生え際の種類

男性型脱毛症とも呼ばれるAGAは、成人男性に多い脱毛症です。AGAは生え際や頭頂部から薄毛が進行していきますが、大きく分けると3つの種類があります。それぞれの種類にどのような特徴があるのかをまず見ていきましょう。

M字タイプ

M字タイプは額の左右の生え際が後退していくタイプで、文字通りアルファベットのMのように薄毛が進行していきます。AGAの発症初期に多いのがこのM字タイプです。

O字タイプ

頭頂部から薄毛が進行していくのがO字タイプです。つむじ周辺から円形の薄毛が進行します。自分では気付きにくく、周囲の人に指摘されて初めて薄毛に気付くことも少なくありません。

U字タイプ

U字タイプはM字タイプのように額の生え際が後退していきますが、両端ではなく額の生え際全体もしくは、真ん中を中心に大きく後退していくタイプです。このタイプはO字タイプと併発するケースもあります。

生え際の種類別の進行レベル

薄毛と言っても人によってタイプは異なります。また同じタイプでも進行レベルは人によってさまざまです。

日本の生え際の種類別の進行レベルは、アメリカで誕生したハミルトン・ノーウッド分類と、日本で誕生した高島分類を組み合わせて判断するのが一般的です。

ハミルトン・ノーウッド分類と高島分類

AGAの薄毛タイプと進行レベルを見極める指標として、アメリカの医師であるハミルトン氏が提唱した進行パターンと、そのパターンを改良した医師のノーウッド氏の名前にちなんで名付けられたハミルトン・ノーウッド分類があります。

ハミルトン・ノーウッド分類は、生え際から進行する薄毛と頭頂部から進行する薄毛のタイプを分け、進行レベルを定義したものです。ただし、この定義はアメリカ人の薄毛モデルがベースとなっているため、頭頂部から薄毛が進行する人が多い日本人の薄毛モデルには当てはまらないこともあります。

そこで生まれたのが高島分類です。こちらは、日本の皮膚科医・高島巌氏によって定義されたもので、頭頂部から進行する薄毛パターンを定義しています。

日本ではハミルトン・ノーウッド分類と高島分類を組み合わせることで、外見から薄毛のタイプと進行レベルを判断可能です。しかし専門家以外の人が外見から判断するのは難しいケースもあるため、薄毛が気になる場合は専門家の診断を仰ぐようにしましょう。

M字タイプ

M時タイプの進行レベル

額の両端の生え際から薄毛が進行していくM字タイプは、7つの進行レベルに分類できます。各レベルの状態をみていきましょう。

Ⅰ型

薄毛の最初の段階であるⅠ型は、生え際の両端から薄毛が少しM字に進行している状態ですが、薄毛症状はそれほど目立ちません。そのため、自分では気付かない人も多いです。この時点でAGAの治療を開始すると、進行を回避できる可能性がかなり高くなります。

Ⅱ型

Ⅱ型はⅠ型から少し進行したレベルで、多くの人が鏡を見て薄毛が気になり始める状態です。生え際両端の切り込みが深くなり、M字に後退しているのが分かります。ただこのレベルでAGA治療を開始したとしても、改善が見込める可能性は高いです。

Ⅲ型

Ⅱ型が進行した状態のⅢ型は、M字の切り込みがかなり深くなり、はっきりと薄毛であることが分かります。また生え際が後退するだけでなく、髪全体のボリュームが減ってくるため、コンプレックスに感じる人も出てくるでしょう。Ⅲ型まで進行した場合は、できる限り早い治療が必要です。

Ⅳ型

Ⅲ型よりも進行するⅣ型は、誰の目から見てもM字に生え際が後退していることがはっきりと分かります。このレベルになると、頭頂部の薄毛も進行していて、M字タイプとO字タイプが併発している状態のことが多いです。

Ⅴ型

Ⅳ型よりも生え際の後退と頭頂部の薄毛が大きく進行し、生え際と頭頂部の境目の髪の毛が若干残っているレベルです。頭頂部の薄毛もかなり大きくなっています。

Ⅵ型

Ⅴ型では残っていた生え際と頭頂部の境目の髪の毛が無くなってしまっているレベルです。生え際から後頭部の手前くらいまで薄毛が進行していて、後頭部ともみあげのみ髪の毛が残っています。

Ⅶ型

ハミルトン・ノーウッド分類で、最も薄毛が進行しているレベルがⅦ型です。もみあげと襟足以外はほとんど髪の毛が残っていません。

O字タイプ

O字タイプの進行レベル

頭頂部から薄毛が進行するO字タイプは、高島分類で2つの進行レベルに分けられます。ハミルトン・ノーウッド分類を組み合わせて考えた場合、Ⅰ型からⅡvertex型に進行し、Ⅲvertex型を経たのちⅣ型に進行するとされています。

Ⅱvertex型

Ⅱvertex型は、ハミルトン・ノーウッド分類のⅠ型から派生した状態です。額の生え際がややM字に後退すると同時に、頭頂部の薄毛が目立ち始めます。周りから見ても薄毛が目立ち始めるレベルですが、まだ薄毛の初期段階です。このレベルでAGA治療を開始すれば、改善する可能性は十分にあります。

Ⅲvertex型

Ⅲvertex型は、Ⅱvertex型が進行した状態で、生え際両端の後退が進み、頭頂部の脱毛範囲もさらに大きくなっています。かなり進行している状態ですから、できるだけ早い治療が必要です。このまま放置していると、生え際と頭頂部の境目の髪の毛が若干残っているレベルのⅤ型に進行してしまいます。

U字タイプ

U字タイプの進行レベル

生え際の中心部分から薄毛が進行するU字タイプは、Ⅰ型から進行していくとされています。進行レベルは4段階です。

Ⅱa型

Ⅰ型は生え際両端が少し薄くなっている状態ですが、Ⅱa型はここから派生します。以前より額の生え際が後退しているように感じるでしょうが、まだU字に脱毛しているのが分かる状態ではありません。

Ⅲa型

Ⅲa型はⅡa型から薄毛が進行し、まだはっきりとしたU字にはなっていませんが、明らかに薄毛が進行しているのが分かり始めるレベルです。M字タイプのⅢ型に近い形ですが、Ⅲa型は額の真ん中部分の毛も薄くなっています。

Ⅳa型

Ⅳa型はⅢa型が進行し、前頭部の髪の毛がかなり薄くなっている状態です。U字の形に脱毛範囲が拡大していることが、なんとなく分かるようになります。

Ⅴa型

Ⅴa型はⅣa型よりもさらに前頭部の薄毛が進行し、後頭部まで脱毛範囲が広がっている状態です。上から見るとU字に脱毛していることがはっきりと分かります。前頭部から後頭部にかけて、やや髪の毛が残っているレベルです。Ⅴa型を放置すると、後頭部ともみあげのみ髪の毛が残るⅥに進行していきます。

薄毛のサインをチェックする方法

4つの方法で薄毛サインをチェック

薄毛の初期段階はⅠ型で、この段階から治療を行えば薄毛の進行を回避できる確率がかなり高くなります。ただしⅠ型の段階では薄毛が進行していることに気付かないことが多いです

できるだけ早く薄毛の進行に気付けるように、薄毛のサインをチェックする方法を知っておきましょう。

抜け毛の量

薄毛の初期段階では、外見だけで薄毛に気付くことは難しいかもしれません。ただ、見た目には薄毛の進行が分からなくても、AGAが進行している場合は抜け毛の量が増えます。

健康な状態でも1日に50〜100本程度は髪の毛が抜けます。しかし「床に落ちている髪の毛が目につくようになった」「お風呂場の排水口に溜まっている髪の毛が多くなった気がする」など、これまでと比べて明らかに抜け毛が増えているようであれば、薄毛のサインの可能性が高いです。

髪の毛の太さ

髪の毛の太さの変化も薄毛のサインの一つです。髪の毛の太さが健康な状態よりも細くなると、髪の毛のボリュームが減ったように感じたり、セットしてもこれまでのようなヘアスタイルが作れなくなったりします。

AGAは男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加してヘアサイクルが乱れることで起きてしまいますが、ヘアサイクルが乱れると髪の毛が成長しきらないため、髪の毛が細くなってしまいます。

また、抜けた毛の状態もチェックしてみましょう。毛根の付け根から先端まで髪の毛の太さが同じなのであれば、健康な状態の髪の毛です。しかし先端に向かって細くなっていたり、髪の毛の一部の先が細く尖っていたりするのであれば、髪の毛は正常な状態ではありません。

生え際の状態

生え際からM字タイプに薄毛が進行している場合は、生え際の状態を見ることで薄毛のサインが出ているかどうかがわかります。耳の一番上の部分から頭頂部を真っ直ぐつないだ線が、生え際のM字の切れ込みの先端の2cm以内にある場合は、M字タイプの薄毛だと判断される一つの基準です。

両親の家系に薄毛の人がいるかどうか

AGAを引き起こすジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼが結合することで生まれます。この5αリダクターゼの活性度合いは遺伝するので、両親の家系に薄毛の人がいる場合は、遺伝によって薄毛が進行する可能性が高いです。特に母方のX染色体が大きく影響することがわかっているため、母方の家系に薄毛の人がいる場合は、遺伝によって薄毛になってしまう可能性があります。

薄毛になる4つの原因

薄毛が進行してしまうのにはいくつかの原因があります。予防できる原因もありますから、どのような原因があるのか知っておきましょう。

1. 遺伝

先ほども紹介しましたが、AGAを引き起こすジヒドロテストステロンは、5αリダクターゼがテストステロンと結合することで作り出されます。5αリダクターゼの活性度合いは遺伝するということが分かっているため、両親のどちらかの家系に薄毛になりやすい遺伝子があれば、遺伝している可能性が高いです。

2. 食生活

髪の毛も体と同じように、日々摂取している栄養によって作り出されます。そのため、髪の毛の材料になるタンパク質などの栄養が不足していたり、5αリダクターゼの働きを妨げるミネラル、代謝をサポートするビタミン、細胞の老化を防ぐイソフラボンなどの栄養が摂取できていなければ、髪の健康はどんどん損なわれていきます。

またジャンクフードや油が多い食事などは、頭皮環境を悪化させて、薄毛を進行させる可能性が高いです。アルコールの摂り過ぎも、髪の健康を保つために必要な栄養を消費してしまうため、薄毛の原因になることがあります。

3. 生活習慣

運動不足や過度のストレスは、血行不良を引き起こしてしまいます。それにより髪の毛に必要な栄養を頭皮に届けることができないと、頭皮環境も悪化してしまうため薄毛の進行につながってしまうでしょう。喫煙習慣がある場合も、血行不良になりやすいです。

4. 頭皮環境

間違ったシャンプーやヘアケア、体質によって皮脂が過剰に分泌されて頭皮環境が悪化していると、薄毛になる可能性が高いです。皮脂は頭皮の炎症を引き起こしたり、毛穴を詰まらせたりしてしまいます。頭皮を清潔に保つことは大切ですが、シャンプーのし過ぎには注意しましょう。またシャンプーやコンディショナーは頭皮に残らないように、しっかりお湯で洗い流してください。

薄毛が気になったらできるだけ早い対策を!

薄毛は遺伝以外にもさまざまな原因があり、誰でも発症してしまう可能性はあります。見た目には大きな変化がないように思えても、抜け毛の量や髪の毛の太さの変化を感じたら、それは薄毛のサインかもしれません。

初期段階で対処すれば、薄毛の進行を食い止めて、改善できる可能性が高まります。髪の毛の状態や生え際の変化に気付いたら、育毛剤を使用したり、薄毛治療専門機関を受診するなど、できるだけ早めに対策をしていきましょう。

 

記事監修

毛髪診断士:細堀由香

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