秋晴れの爽やかな日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
日中は心地よい気温で過ごしやすくなりましたね。しかし、朝夕の気温差が大きく、体調を崩してしまう方も多いようです。読書、芸術、スポーツなど、秋の楽しみはたくさんありますので、しっかり体調管理をして秋を満喫しましょう。
さて、今年の夏は１年間の延期を経て、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、様々な規制が強いられる中での開催となりましたが、夢と希望、そして勇気と元気をもらえる素晴らしいスポーツの祭典でしたね。
東京オリンピックは1964年に初めて開催され、日本初のオリンピックを記念して制定されたのが「体育の日」です。2020年には「スポーツの日」と改称されました。「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに健康で活力ある社会の実現を願う」ということで定められた祝日です。今の時季は気候が良く、スポーツをするのには最適な季節です。また体を動かすことは、髪にとっても良いことですので、苦手な方も無理しない程度に体を動かしてみましょう。
人の髪の毛は常に伸び続けているわけではなく、2～6年の間成長した後、成長が止まり、2～3週間経ってから抜け落ちます。その頃には、頭皮の下で新しい髪ができ始めています。頭皮の表面に出てくるまでの目安は4～6ヵ月です。これをヘアサイクルといいます。
しかし、様々な原因で頭皮環境が悪くなり、ヘアサイクルが乱れると新しい髪が生えてくるまでに時間がかかったり、太く成長していくはずの髪が細いまま抜けてしまう事があります。
発毛を促し、髪を太く成長させるために頭皮環境やヘアサイクルを整えることが大切です。洗髪、蘭夢の使用、押し技マッサージでヘアサイクルが正常にまわるように、毎日のお手入れを忘れずにしてくださいね。
また、体調の変化は髪の成長に影響を与えますので、バランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動を心掛けましょう。
ダイエットのためにと過剰な食事制限を行うと、髪に必要な栄養が十分に届かず、成長を妨げてしまいます。毛髪は血液から栄養を補給してもらって成長していますが、血液中の栄養が少なくなると、吸収される栄養量も少なくなる為、切れ毛や抜け毛の原因になってしまいます。
また、切れ毛や抜け毛に至らない場合でも、髪の毛が細くなった、ハリ・ツヤがなくなったと感じる時は、食生活を見直してみましょう。元気な髪を育てるためには栄養バランスの取れた食事が大切です。ダイエットをされる際は、栄養面に気を付けながら、無理のない程度で行ってくださいね！
秋が旬の食材には、髪の毛にいいものが多いことを知っていましたか？
髪の毛にはビタミンB2・ビタミンB6が必要です。ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあり、頭皮環境を整えるのに最も必要な栄養素です。また髪を育成しているケラチンというたんぱく質はビタミンB6がないと形成されません。このようにビタミンは髪にとってなくてはならない栄養素なのです。
そんなビタミンを多く含む食材が秋には沢山あります。たとえば、舞茸はきのこ類の中でも一番ビタミンB2が豊富です。サツマイモやナッツ類はビタミンB6を多く含みます。どちらも今が旬の食材なのでお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
