しっとりとした空気に新緑の香りが漂う季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
6月は衣替えの季節ですね。衣替えは平安時代に宮中で行われていた行事で季節ごとに衣服を替える習わしが今に伝わりました。
江戸時代になると着物の種類が増えて年に4回衣替えが行われるようになりました。着物は裏地を付けて仕立てられた袷(あわせ)と、裏地がついていない単衣(ひとえ)に分類されています。生地の種類や裏地の有無で季節に適した着こなしができるように考えられているのですね。
明治時代に入り洋服が取り入れられると、夏服と冬服、年に2回衣替えをするようになりました。現代では衣替えにこだわる方も少なくなりましたが、夏服を着ている人を見ると夏の到来を感じますね。さて、この時季は曇っていても紫外線は強くなっています。紫外線は抜け毛の原因にもなりますのでお出掛けの際は帽子や日傘などで大切な頭皮や髪を守ってください。べたつきがなく、清涼感のある育毛剤蘭夢シリーズで毎日お手入れをして、さわやかに梅雨をお過ごしくださいね。
毎日きちんと洗っているのに頭皮の臭いが気になるという方がいらっしゃいます。
頭皮の臭いの原因は睡眠不足、血行不良、ストレスなど様々ですが、皮脂の分泌も大きく関係しています。
頭皮の表面は皮脂が薄く覆い、頭皮環境を良好に保っています。洗髪の際にゴシゴシ洗うことで皮脂を取り過ぎたり、地肌を傷めてしまうことがあります。皮脂を取りすぎるとかえってたくさんの皮脂が分泌されるのです。
皮脂は頭皮の水分量を保つために必要ですが過剰に分泌されると、常在菌が増えて臭いを発生させる原因になることがあります。頭皮の皮脂を正常な量に保つために、油っこい食事を控える、洗髪を優しくする、そして睡眠時間はしっかりとってくださいね。
フケは、頭皮の一番外側の古くなった角質細胞が役目を終えて自然にはがれ落ちたものです。
通常は目に見えないくらい小さなものですが、大きく目立つフケが増えることがあります。
フケにはサラサラしたフケと湿ったフケの2種類があります。乾いてサラサラしたフケは、洗いすぎによる頭皮の乾燥や栄養不足などが原因と考えられます。その場合は、洗髪の回数や仕方を見直し、洗いあがりのしっとりしたシャンプーや保湿剤を使用されるのがおすすめです。
また、湿ってベタっとしたフケの場合は洗髪が足りないことや皮脂の分泌が多いことが原因として考えられます。こまめに洗髪し、頭皮を清潔に保ちましょう。
雨の日や湿度が高い日は、ヘアスタイルが決まりにくいものです。
それは髪の水分バランスが崩れるのが原因です。
乾いている髪はたんぱく質などの髪を形成する成分がしっかり結合しているので歪みやクセが出にくいです。しかし、梅雨の湿気や汗で髪が多くの水分を含んでしまうと、結合が弱くなり歪んでしまうのです。元々クセがある髪の毛はとくに強く出ます。
そこで湿度によって崩れがちな髪の水分バランスを崩さない方法をお教えします。大切なことは洗髪後、髪を乾かすときに髪の根元や、地肌までしっかりと乾かすことです。
そのように乾かすことで髪を形成する成分がしっかりと結合して水分バランスを正常に保つことができます。雨の日の髪がまとまりやすくなりますのでお試しくださいね。