朝夕ずいぶん涼しくなってまいりましたが、日中はまだまだ暑さが続いております。
皆様お変わりございませんか?
9月といえば...十五夜。「中秋の名月」とも呼ばれていますね。今年は22日(水)です。
たまには、ゆっくり夜空を見上げて...良いお月見が出来ますように。
毎回「蘭夢ニュース」にたくさんのお葉書を頂きましてありがとうございます。
今回は、お葉書でお寄せ頂きました中のご質問にお答えさせていただきます。
髪の寿命が男性と女性で違うのはなぜですか?
主として女性の方が髪が長いですが、髪の寿命と長さは関係ありますか?
髪の寿命の差については生活環境などのほか、成長期を延長させる女性ホルモン、
反対に成長期を抑制してしまう男性ホルモンの働きが影響しています。
髪は一定の期間を経ると自然に抜け落ち、同じ場所から元通り生えてきます。このように髪が、成長期→退行期(脱毛)→休止期(新生)を繰り返すことを「ヘアサイクル」と呼びます。
一番長いのは成長期で女性の場合は4~6年、男性はそれより短く3~5年、退行期は男女とも2~3週間、同じく休止期は2~3ヶ月といわれています。
髪の寿命と長さの関係は、髪を短くしたからといって髪の寿命が長くなることはありません。同じようにヘアサイクルを繰り返します。
ヘアカラーリング剤には主に永久染毛剤(ヘアダイ・ヘアカラー[医薬部外品])・半永久染毛料(ヘアカラー[化粧品]ヘアマニキュア等)・一時着色料(カラースプレー等)の3つのタイプがあります。
色素を毛小皮(キューティクル)と毛皮質の少し内側まで浸透させる半永久染毛料や、髪の表面だけに付着させる一時着色料は、色落ちしますが髪への影響はほとんどありません。
しかし、永久染毛剤は毛皮質と毛髄質のメラニン色素を脱色すると同時に、化学反応で染料を髪の内部まで定着させるため、色持ちが良い反面、髪へのダメージが大きいので髪を傷める原因となります。
蘭夢センターから歩いて十分ほどの所に、不動霊場三番札所『最明寺』というお寺があります。
鎌倉時代に開設され、北条時頼が滞在した由緒ある寺です。
最明寺には国指定重要文化財「木造毘沙門天立像」や県指定文化財「地蔵来仰図」なども保存されています。
また、別名『萩寺』とも呼ばれ、毎年九月初旬に見頃を迎え、境内一円に数百株の萩が、白・紫の可憐な花をつけ咲き乱れます。大きな株は畳八帖ほどもあり、彼岸の頃、大勢の人で賑わいます。
萩は、マメ科ハギ属の総称で秋の七草の一つです。
ちなみに、おはぎの由来は小豆餡の様子を、秋の彼岸の時期に咲く萩の花に見立てたことからきています。
ミニ情報
ハギ、キキョウ、クズ、ナデシコ、オバナ(ススキ)、オミナエシ、フジバカマ
春の七草は七草を食べて無病息災を祈るとされていますが、秋の七草は眺めて楽しむものです。