自分で綺麗に髪を染めるコツ
育毛お役立ちコラム
2024.02.08
この時期になると寒くて外出も減り、家の中ばかりいて憂鬱な気持ちになってしまいます。
少しでも気持ちを楽にできることと言えば、好きなことをすることが1番ですが、まずは見た目から気分を変えてみてはいかがでしょうか。
例えば、髪の毛を染めたりすると気持ちも晴れやかになります。
自分で綺麗に染めるポイントを押さえておけば、美容室に比べて価格も安く、時間も取られないといったメリットがあります。
しかし、自分で染めていいのか綺麗に染められるのかなど、疑問点は多いと思います。
目次
- 1.ヘアカラーはどんな種類があるの?
- 2.自宅で髪を染めるときの準備や注意!
- 3.髪を綺麗に染めるコツ
- 4.基本的な髪を染める方法
- 4-1.①髪をブロッキングする(泡タイプの場合は不要)
- 4-2.②薬剤の付着を予防
- 4-3.③カラー剤を混ぜる
- 4-4.④体温の低い襟足から後頭部
- 4-5.⑤乳液タイプはクシでとかして、泡タイプはもみ込む
- 4-6.⑥放置
- 4-7.⑦シャンプー前に乳化させる
- 4-8.⑧すすぎ・洗髪して完了
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ヘアカラーはどんな種類があるの?
市販のカラー剤のテクスチャーは、大きく分けて泡タイプとクリーム(乳液)タイプの2種類があります。
泡タイプは、泡で出てくるため髪に馴染ませやすく、髪全体に塗ってもムラになりにくいところが特徴です。髪全体を染めたい方や、はじめての方に向いていると思います。
一方、クリーム(乳液)タイプは、専用のハケで塗るため髪に密着しやすく、染まりやすいことから部分染めに向いているタイプです。
泡タイプよりもムラになりやすいので、慣れている方におすすめです。
自宅で髪を染めるときの準備や注意!
髪を染めるときの服装は、カラー剤を洗い流すときに脱ぎやすいように、前開きの服がおすすめです。ピアス・ネックレス・指輪などのアクセサリーや眼鏡は、カラー剤の付着を防ぐため外しておきましょう。カラー剤は人によっては刺激になるので、髪を染める48時間前にパッチテストを行う必要があります。
パッチテストとは、使用するカラー剤にアレルギー反応があるかを確認するテストです。
これまでにアレルギー反応がなかった方でも、アレルギー反応は突然起こることがあります。使用したことがある商品でも、毎回必ずパッチテストを行いましょう。 パッチテストの一般的なやり方は、カラー剤を少量用意して腕の内側に塗り、30分後(1回目)と48時間後(2回目)に異常がないかチェックします。
商品によってやり方が異なる場合もあるため、実際に行うときは商品の使用説明書に記載されている手順に従いましょう。
パッチテスト中は入浴やシャワーを控え、テスト液を塗った部分に触れないようにしてください。
発疹・かゆみ・刺激などの異常を感じたら、すぐに洗い流してテストを中断し、そのカラー剤は使用しないようにしましょう。
クリーム(乳液)タイプのカラー剤で髪の内側までムラなく染めたいなら、髪を染める前にブロッキングしましょう。
髪全体に泡を揉み込む泡タイプを使う場合は、ブロッキングする必要はありません。
髪が汚れている場合や整髪料がついている場合は、ブロッキングする前に洗い流してしっかりと乾かします。
ただし、ヘアカラーの浸透を妨げる可能性があるため、リンスとトリートメントは使用しないでください。
キレイに染めるために、きちんとブロッキングしましょう。
皮膚にカラー剤が付着しても落ちやすいように、髪の生え際・襟足・耳にあらかじめ保護クリームを塗っておきましょう。
保護クリームは水をはじく油性のクリームがおすすめですが、髪に保護クリームがつくと染まりにくくなるため注意してください。
保護クリームを塗り終わったら、首にタオルやケープを巻いて汚れを防ぎます。
床の汚れを防ぐために、新聞紙などを敷いておくと安心です。
もし髪を染めている時、皮膚にカラー剤がついたら、水で濡らしたコットンまたはティッシュペーパーですぐに拭き取りましょう。長時間放置すると落ちにくくなるため、早めの対処が大切です。
髪を綺麗に染めるコツ
- 乾いた髪にカラー剤を塗布する。
- カラー剤が足りないと染まりにくいためたっぷり塗る。
- 寒いと染まりにくいので20℃~30℃の室温で染める。
- 洗い流すお湯は38℃以下のぬるま湯を使う。
- 使用説明書に記載されている放置時間を守る。
- 髪が細い方は染まりやすく、髪が太い方は染まりにくいため放置時間に注意する。
基本的な髪を染める方法
①髪をブロッキングする(泡タイプの場合は不要)
ヘアピンやヘアゴムなどを使い、6ブロックくらいに髪を分けておきます。
②薬剤の付着を予防
フェイスライン、耳、首の後ろに保護用の油性フェイスクリームを塗ります。肩には汚れてもいいタオルをかけて、床にも新聞紙などを敷いておきましょう。ビニール製の手袋をして、取れないように輪ゴムをします。
③カラー剤を混ぜる
使用説明書にしたがって混合液を作ります。混合液を作ったらすぐに髪に塗り始め、途中で中断しないようにしましょう。
④体温の低い襟足から後頭部
薬剤は体温の低い襟足から塗っていきます。襟足が終わったら、後頭部を塗ります。
サイド、頭頂部の順に、ヘアブラシで髪を分けながら内側から外側の方向へ塗っていきます。
最後に、前髪と生え際に塗ります。生え際は明るくなりやすいので最後に塗ります。髪の長い方は、毛先にもしっかり塗りましょう。
⑤乳液タイプはクシでとかして、泡タイプはもみ込む
乳液タイプはムラにならないようにクシでしっかりとかします。この時、薬剤を取らないように注意しましょう。泡タイプを使用している場合、髪をまとめてシャンプーするようにやさしくもみ込みます。
⑥放置
混合液が髪全体に馴染んだら所定の時間放置します。硬い・太い髪の方や、部屋が寒い時は放置時間を長めに調節するといいでしょう。放置時間は商品ごとに異なり、塗り始めから計るのか、塗り終わりからなのかもそれぞれの商品によって設定が異なりますので、使用説明書の指示に従ってください。
⑦シャンプー前に乳化させる
乳化とは本来混ざり合わない水と油を混ぜることをいい、カラーリングではお湯とカラー剤を混ぜることをいいます。シャンプーする前に、頭皮と髪にお湯を含ませるように濡らしてやさしくもみ込み「乳化」させます。髪についたカラー剤とお湯を乳化することによって、ムラを減らし色の定着を良くします。頭皮のカラー剤を落としやすくする目的もあります。
⑧すすぎ・洗髪して完了
ヘアカラーの色が出なくなるまで、ぬるま湯で充分すすぎます。シャンプーを2回し、必ずトリートメントをしましょう。ヘアカラーの付属品としてトリートメントが付いているものもあります。洗髪後はよく乾かして完了です。
基本的にカラー剤は、自己流で使用すると髪を傷める可能性が高くなるので、使用説明書に従うよう心掛けましょう。
自分で髪を染めることは難しいと感じる点もありますが、染めるポイントを知った上で行えば安心ですね。もし不安なときは美容院などで相談するのがベスト。ポイントをしっかりおさえて自宅で挑戦してみてください。