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女性の薄毛(FAGA・FPHL)とは?

女性の薄毛(FAGA・FPHL)とは?

 

FAGAは女性型脱毛症と呼ばれる、女性特有の脱毛症状です。薄毛は見た目に直結する問題のひとつで、最近ではFAGAによる薄毛の症状を解消する治療方法や、主な原因が確立されつつあります。
まずはFAGAの特徴と、原因をご紹介します。

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女性に起こる脱毛症状FAGA、FPHL

女性が発症する脱毛症状はFAGAと呼ばれています。もともとは男性と同じ原理で起こるとされており、AGA(男性型脱毛症)と一緒のくくりにされていましたが、AGAとは別の要因によって発症することが分かり、女性を表すFemaleの頭文字を付けて、FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれています。
近年では研究が進み、別の原因がある可能性も考慮してFPHL(Female Pattern Hair Loss)と呼ばれるようになりました。

FAGA(FPHL)の症状と原因

FAGAの代表的な症状は、頭部に生えている髪全体が薄くなる症状です。
症状の特徴には次の3つが挙げられます。


● 前頭部のみ薄毛が気になる
● 毛髪の太さと長さが一定ではなく、まばら
● 分け目から脱毛症状が広がっている


男性型脱毛症のAGAは頭頂部や分け目など、頭髪の一部が薄くなるのが特徴的ですが、FAGAでは頭髪全体が薄くなります。中でもFAGAによって分け目の頭皮が見えている方が多く、分け目を変えたり、ウィッグを活用したりする方もいます。


FAGAを引き起こすのは、ホルモンバランスの影響といわれています。実はFAGAはまだ研究中の症状で、原因が明確に特定できていません。
また脱毛症状はストレスや他の病気、投薬治療などが原因となる場合もあり、原因を特定するのが難しい症状でもあります。

FAGA(FPHL)の原因として考えられること

FAGA(FPHL)の原因として考えられるのは、ホルモンバランスの他に


● 栄養不足
● 睡眠不足
● 過度なストレス
● 貧血
● 甲状腺機能低下症


などが原因として考えられます。


また脱毛症状を伴う重大な病気として


● 卵巣腫瘍
● 副腎腫瘍
● 多嚢胞性卵巣症候群
● 副腎過形成(高アンドロゲン症)


も考えられます。
最近急に髪が少なくなったと感じる方は、躊躇せず薄毛専用の医療機関に相談することをおすすめします。

女性の薄毛(FAGA)は治療方法がある!迷わず相談しよう

FAGA治療法

以前は仕方ないとされていた薄毛も、最近では医療機関での治療ができる時代になりました。多くは


● 外用薬
● 内服薬
● メソセラピー
● 植毛


の治療が推奨されています。
本章ではFAGAの治療方法を、メリットとデメリット含め詳しくご紹介します。

外用薬(ミノキシジル)

FAGAの治療に用いられる外用薬として一般的なのがミノキシジルです。ミノキシジルは1970年代に高血圧の治療薬として用いられていましたが、副作用に体毛の増加がありました。
そんなミノキシジルを活用して、現在は日本皮膚科学会からも治療薬としての有効性が認められています。[注1]

[注1]日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版[pdf]
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

内服薬(パントガール、ルグゼバイブ)

FAGA専用の内服薬として使われるのが、パントガールとルグゼバイブです。パントガールは頭皮に栄養を与えて、毛髪の成長を促す効果がある薬で、ルグゼバイブはプラセンタによって、太く健康的な髪の成長を助ける効果があります
パントガールとルグゼバイブの他にも、髪の成長が期待できるサプリメントやホルモンの調整剤が処方されるようです。


薬の種類は人それぞれです。クリニックでは症状に合わせた薬を処方するので、自己判断でサプリメントを始めるよりも、クリニックで相談するのがおすすめです。未成年や妊娠中の女性、授乳中の女性などの服用は出来ないものもあるので、自己判断ではなく必ず医師に相談のうえ、取り入れましょう。

メソセラピー(薬剤注射)

メソセラピーは頭皮に直接薬剤を注射する治療方法です。外用薬でも登場したミノキシジルを注射する場合が多く、その他成長因子を含む成分を注射する場合もあります。


頭皮に注射する分痛みが強い印象がありますが、クリニックによっては痛みを抑えたメソセラピーも可能です。また直接薬剤が届くので、高い効果が期待できます

植毛

施術を行っているクリニックは少ないものの、FAGAを発症していない健康な頭皮を移植する後頭部や側頭部の髪を、髪を生み出す皮膚組織ごと採取し、薄毛が気になる箇所に植え替える治療方法が、自毛植毛です。
薬を伴う治療は、投薬をストップすると治療の効果が薄くなる可能性がありますが、植毛は移植後の頭皮がFAGAを発症しない限り効果を持続できるのがポイントです。

シャンプーや育毛剤の見直しも大切

FAGAは治療方法があるものの、まだ即効性のある治療や、効果が持続できる治療方法はあまりありません。従って毎日使うシャンプーを見直したり、育毛剤を併用してみたり、毎日の生活を見直すのも大切です。
日々の生活や使っているものを見直せば、投薬による治療の効果をより早く実感できるかもしれません。

 

記事監修

毛髪診断士:篠原沙希

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