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短い抜け毛は要注意?抜け毛の種類と薄毛の予兆

健康的な髪の毛を保つためには、「抜け毛の種類」と「薄毛の予兆」について知っておくことが大切です。
その人の生活習慣や遺伝など個人差があり、抜け毛の種類や薄毛の予兆は全ての人に当てはまるわけではありません。
本記事では、抜け毛の種類と薄毛の予兆について紹介し、詳しく解説します。

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抜け毛には大きく分けて6種類ある

抜け毛の種類

抜け毛には大きく分けて6種類あります。種類によって薄毛につながっていくこともあるため、早めに医師の診断を受けて、対処することが大切です。

1. 健康な抜け毛

毛根に丸みがあり、ボリュームがある毛です。この毛は抜けてもとくに問題ありません。
髪の毛の生え変わりは毛周期で表され、成長期・退行期・休止期の3段階があります。
毛髪全体の80~90%が成長期にあたります。男性が4~5年、女性が5~6年と、毛周期のなかでももっとも長い期間です。退行期は髪が自然に抜けるまでの準備の期間となり、この期間は2~3週間の期間です。休止期は古い髪がいつ抜けてもよい状態になっており、髪の成長は完全に止まっています。新たな髪を成長させる準備の期間となり、約3~6ヵ月の期間です。そこで抜ける毛が健康的な毛です。この毛が抜けても新しい毛が生えてきます。

2. 男性型脱毛AGA(女性であれはFAGA)

男性型脱毛症、通称AGA(androgenetic alopecia)と呼ばれる抜け毛です。男性型脱毛症の抜け毛は健康な抜け毛と比べて毛根部のふくらみが少ないという特徴があります。とくに頭頂部と前頭部に抜け毛が見られることが多いです。
男性型脱毛症は、毛周期の成長期が通常より短くなってしまいます。その分、髪の成長も止まってしまいますので、髪が十分に成長しないまま退行期、休止期をむかえて抜けていきます。
男性型脱毛症を引き起こす原因は遺伝的要素が大きいです。クリニックなどで行う治療としては遺伝子診断がメインで行い発症しやすいかどうかを調べます。

3. 脂漏性脱毛

脂漏(しろう)性脱毛は毛根部の周りに脂性の付着物があるのが特徴です。脂漏性皮膚炎から発生する脱毛症であり、ニキビや炎症、湿疹の原因にもなります。
脂漏性脱毛を引き起こす原因は「生活習慣」と「洗髪」があげられます。脂っこい食事を好んでいる、睡眠時間が短い、過度なストレス、喫煙や飲酒の習慣がある人は要注意です。洗髪に関しても頭皮を強くゴシゴシと洗うのではなく、指の腹で優しく洗うようこころがけましょう。

4. びまん性脱毛

びまん性脱毛は毛根部がちぎれていたりよじれていている、部分的に薄くなるのではなく頭皮全体が薄くなるのが特徴です。「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、びまん性脱毛は男性よりも女性に多く見られます。
びまん性脱毛を引き起こす原因は加齢です。とくに30代後半の女性に多く見受けられます。びまん性脱毛を予防するためにはバランスの整った食事が大切です。とくに納豆や豆腐、豆乳などを摂取して、大豆に含まれる「大豆イソフラボン」を補いましょう。

5. 円形脱毛

円形脱毛は毛根部が小さく丸くなっており、髪の一部が円形状に抜け落ちるのが特徴です。円形脱毛を引き起こす原因は明確には解明されていません。遺伝、ストレス、疲労が関わっているのではないかと言われています。

6. 粃糠性脱毛

粃糠(ひこう)性脱毛は毛根部の先端が細く伸びていて、頭皮にフケが発生してかゆみがあるのが特徴です。頭皮に炎症が起きているので、炎症を抑制する必要があります。
治療法としてはクリニックに行き、医師の診断を受けるのが一般的です。炎症が悪化すると脱毛も進行していくので早めの治療が大切です。

こんな症状が出たら要注意!薄毛の予兆6選

薄毛の予兆

続いて髪が薄くなっていく予兆を紹介します。薄毛の予兆は主に6つです。

予兆1. 髪が以前よりも細い

髪が以前よりも細くなっていると感じた場合、薄毛が進行している可能性があります。「毛根部のふくらみが少ない」という男性型脱毛症(AGA)の特徴が当てはまります。もちろん髪が細くなったからといって、必ずしも男性型脱毛症になるわけではありません。髪が以前よりも細くなったと感じましたら、早めにクリニックを受診しましょう。

予兆2. 抜け毛が以前よりも増えた

健康な人でも1日に50~100本の毛が抜けると言われています。[注2]季節によっても髪が抜ける量は変化し、とくに抜けやすいと言われているのが秋です。毎日髪が抜けるのはごく普通のことなので、心配いりません。
ただし、1日に150本、200本と明らかに今まで以上に多く抜けているのであれば要注意です。もちろん、正確に抜けた髪の本数を数えることは困難ですが、シャンプーのときの抜け毛、排水溝に以前よりも毛がたまるようになったなど、目に見える変化があれば注意した方が良いでしょう。

[注2]AGAスキンクリニック レディース院:【医師監修】1日に抜ける髪の毛の一般的な本数
https://www.agaskin-woman.jp/menu/safetyline/

予兆3. 頭皮が固くなった

頭皮が硬くなると血行が悪くなります。血行が悪くなると髪への栄養の供給が悪くなるので薄毛が進行します。頭皮が硬くなる主な原因は、ストレス・食生活・目の疲労・運動不足です。薄毛を予防するためにも規則正しい生活をして、頭皮の血行促進を図り、やわらかい頭皮を保つことが大切です。

予兆4. 頭皮に赤く炎症しているところがある

もし頭皮が赤くなっていたりした場合、赤くなっている部分にかゆみを感じる場合は頭皮に炎症をおこしている可能性があります。こういった場合は早めにクリニックに行って医師の診断を受けるのをおすすめします。場合によっては頭皮に炎症が起きているときに発症する粃糠(ひこう)性脱毛を発症しているかもしれません。

予兆5. フケが増えた

頭皮にフケが増えたと感じる場合も要注意です。フケは頭皮の表面の老廃物がはがれ落ちたものですあり、頭皮が乾燥しているときに多く発生します。
多少のフケがあること自体は気にしなくてよいのですが、あまりにも多いと感じる場合は頭皮が乾燥しているので注意しましょう。頭皮が乾燥していると炎症が発生しやすくなり、その結果が薄毛につながる場合があります。

予兆6. 肩こりと目の疲れがある

肩こりと目の疲れは薄毛や頭皮とは一見関係ないように見えますが、追っていくと因果関係があります。肩こりの原因は血行不良です。そして、目の使いすぎや一点を集中して見続けていると首や肩がこってきて、それが長く続くと血行不良を引き起こします。
血行不良は薄毛の原因のひとつです。肩こり・目の疲れには注意しましょう。

シャンプーが抜け毛の原因にもなる

抜け毛の種類と薄毛の予兆について解説してきましたが、髪の毛を洗うために毎日使っているシャンプーが抜け毛の原因にもあります。毎日使っているシャンプーで頭皮トラブルは避けたいところです。
頭皮や髪に異常を感じる場合は、使っているシャンプーを変えましょう。とくに皮膚への刺激が強いシャンプーを使っている人や敏感肌の人はシャンプー選びも慎重に行ったほうがよいです。薄毛を予防する方法の1つでもあるので、ぜひ頭皮と髪の状態に合う商品を使ってください。

抜け毛の種類を把握して薄毛を防ごう

抜け毛の種類と薄毛の予兆について解説しました。本記事で解説した抜け毛の種類は以下の主に6種類です。

● 健康な抜け毛
● 男性型脱毛(AGA)
● 脂漏(しろう)性脱毛
● びまん性脱毛
● 円形脱毛
● 粃糠(ひこう)性脱毛

髪の毛には成長期・退行期・休止期の3段階の毛周期があり、人は1日に50~100本の髪の毛が抜けています。したがって抜け毛があることのは自体は気にする必要はありません。しかし、毛根部のふくらみが少なかったり、毛根部の周りに脂性の付着物がある、毛根部がちぎれたりよじれたりしているなど、抜け毛に変わった特徴がある場合は注意しましょう。本記事で解説した薄毛の予兆は以下の6つです。

● 髪が以前より細い
● 抜け毛が以前よりも増えた
● 頭皮が固くなった
● 頭皮に赤く炎症しているところがある
● 髪にフケが増えた
● 肩こりと目の疲れがある

兆候としては髪や頭皮の状態が変化しているものが多いです。それ以外では「肩こりと目の疲れ」という一見、薄毛とは関係なさそうなものも兆候として含まれています。肩こりと目の疲れは血行不良の原因でもあります。血行不良は薄毛を引き起こす原因にもなるので、日ごろから肩こりと目の疲労についても気を配っておきましょう。

抜け毛と薄毛の予防には育毛剤はもちろん効果的です。しかし、育毛剤だけ使っていればよいというわけではありません。睡眠不足や食事などの生活習慣、過度のストレスなど、抜け毛と薄毛の原因を引き起こしている自分自身の生活を見直す必要もあります。頭皮の健康を守ることは、規則正しい生活にもつながっていくでしょう。

 

記事監修

毛髪診断士:細堀由香

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